2020/スギハラ、サノ、タチバナ、オオソネ
スギハラ「俺達も年を取ったよなァ」
サノ「何を若年寄みたいな事を」
タチバナ「そう言うお年頃みたいな?」
オオソネ「…」
スギハラ「何で黙るんだよ、お前は」
サノ「ノーコメントなんじゃないの」
タチバナ「どうなの?」
オオソネ「昭和57~58年生まれ」
サノ「だよ」
タチバナ「うん」
スギハラ「俺は5月生まれだけどな」
サノ「俺は11月」
タチバナ「俺は8月」
オオソネ「俺は2月」
スギハラ「先輩と呼べ」
サノ「そっち?」
タチバナ「そっちなの?」
オオソネ「スギハラ先輩」
スギハラ「あ、やっぱりいいや、気持ち悪ィわ」
サノ「自分で言っといて」
タチバナ「話題を変えようか」
オオソネ「昔の話する?」
スギハラ「過去はメンドクセー」
サノ「そう言い切れるのはカッコイイね」
タチバナ「俺は過去大好き」
オオソネ「俺は過去大嫌い努力をしている」
スギハラ「なるほどな」
サノ「なるほどね」
タチバナ「相変わらずじゃん」
オオソネ「うん、相変わらず」
スギハラ「何か暗いな、明るい話しようぜ」
サノ「来年の目標は?」
タチバナ「何かある?お前」
オオソネ「言葉じゃ表現出来ません(遠い目)」
スギハラ「お前らしいな」
オオソネ「そう?」
サノ「俺はひたすら我慢かな」
タチバナ「俺はひたすら飄々と、かな」
スギハラ「俺は…どうしよう?」
オオソネ「一緒に旅に出る?」
スギハラ「それもいいな」
サノ「お前ら2人で行ったら逆に危ないから1人で行けよ」
タチバナ「同感」
オオソネ「何が危ないの?」
スギハラ「何が危ないんだよ?」
サノ「何が危ないか気が付いてないトコが」
タチバナ「危ないんだよ」
スギハラ「…らしいぜ?」
オオソネ「…なるほど」
サノ「相変わらず面白いね、お前ら2人」
タチバナ「うん、見てるだけで面白い」
スギハラ「一緒にすんなよ」
オオソネ「それもいい」
サノ「他は?何か無いの?」
タチバナ「俺は彼女を大事にする」
スギハラ「ふぅ~ん」
オオソネ「素晴らしい」
サノ「いや、そこはふぅ~ん&素晴らしいじゃなくて自己宣言でしょ」
スギハラ「俺は、うーん、そうだな、身体を0から鍛え直す」
オオソネ「そんじゃ俺はハーレーを買う」
タチバナ「お?ようやくそこまで来た?」
サノ「まだ早いんじゃないの?」
スギハラ「…」
オオソネ「もう少し悩む」
3人「ハッハッハッ」
スギハラ「で?サノは?」
サノ「俺は全てのバランスをもっと掘り下げ考えて生きる」
オオソネ「超カッコイイ」
タチバナ「よろしく」
スギハラ「頼んだ」
サノ「うん」
4人「…」
スギハラ「で?」
サノ「で?」
タチバナ「で?」
オオソネ「もっと政治に対しての理解も深めなくちゃなァ、と個人的には強く思ってる」
スギハラ「政治か」
タチバナ「…」
サノ「幅広いよね」
オオソネ「うん、かなりね」
スギハラ「そこらへんはお前ら2人で話し合ってくれ」
タチバナ「うん、で、何かまとまったら聞かせてよ」
オオソネ「それも新しくて良いね」
サノ「だね」
タチバナ「うん」
スギハラ「俺は良い友達を持った」
サノ「何を珍しい事をほざいてんの?」
タチバナ「本心だよね」
スギハラ「当たり前じゃねぇか」
オオソネ「当たり前が難しくて尊い」
サノ「まとめたね」
タチバナ「まとめた」
スギハラ「うるせー、うるせー」
オオソネ「ははは」
完