2020/イタリアの詩
ガキの頃から漠然とイタリアと言う国に憧れていた
と言うか、サッカーのロベルト・バッジョ選手が好きだった
聖なるポニーテール
稀代のファンタジスタ
'94W杯決勝PK失敗の落ち込み具合
何もかもがたまらんかった
だいぶ遅れて自分の身体を運んだ
その時点で相当個人的に人生の予定が狂ってはいた
まぁ、それはそれ
こっちの都合とシガラミの重さの問題
誰かにしてみりゃどうでもいい話
ローマ空港はインターナショナルな匂い&芸術の彩り雰囲気で溢れていた
「あぁ、やっと1人で辿り着いた」
それが素直な感想
気が付いたら自分の年は30歳を過ぎていた
ガラス工房、トレビの泉、レオナルド・ダ・ヴィンチ最後の晩餐
Pizzaにワインに亥の肉
パスタとテネシーと美しい景色
思わず笑った
「俺は何をやってんだろうか?」と
何だか経済が疎かになるのも頷けた
あそこの地にはそれ以外の全てが揃ってる気がした
何だか書き出したらキリが無い
なのでこのへんで終わっとけ、俺
そんな今更な素朴なイタリア一人旅感想の詩
そしてイブラの兄貴のミラン時代のユニフォームに大して意味は無し