Osone Yukinori-青と黒-

続・いつになったら俺の人生は終わってくれるんだろうか?

ラストパス

「アァ、何の話だったっけ?」って

どれを選んでイイのか分からない勇ましさの種類が既に懐かしい

そうだ

何もかもが散々で 心底 懲りた平成の時代

何も期待しない 何も望まない 何も送らない

ひたすら地道にコツコツ其々が自分を生きる

それは今でも ずっと残念ながら正解のカテゴリー

何処からならゴールを狙えるか?

それが曖昧じゃ決定的なスルーパスも通らない

「あれ?どのタイミングだったっけ?」って

その稀な感覚が思い出せなくなったら1つの愛情も終わりだなと再確認した

あれだ

何もかもがジャストフィットして気持ち良くなれる昭和生まれの特権

何も裏切らない 何も信じない 何も抱き締めない

それすらも必要が無いくらいに集中力を高める

それは今でも ずっと当たり前の様に続く修行の準備ストレッチ

何処からなら勝負を決められるか?

それが予測出来なきゃ最初から試合をやる意味もない

「えーっと、何の契約だったっけ?」って

それすらも思い出せない幸せの定義などさっさと捨てちまえばイイ

これだ

何もかもが0(ゼロ)に戻るが如く 古から伝わる奇跡の瞬間

何も残さない 何も見えない 何も存在しない

それこそが日常から求め続けるモンだと強く言い聞かす

それを今でもずっと変わらずに流れ続けてる温かい河の温度が支えてる

何処からなら明日の太陽を拝めるか?

それを発見出来なきゃラストパスを繰り出す気になど永遠にならんだろう

「俺」と言う存在が何を叫びたいか

やっぱり今でも単純 どうしても動かない理由

どれだけ底が浅いの?と

まだ生きたいのか もう死にたいのかハッキリしろ、と

ただ それだけ