2020/金魚の糞の詩
どの世界にも金魚の糞がいて
自分も金魚だと勘違いして舞い上がって
本人の知らずの内に名も無き誰かの迷惑&害になる
まぁ、それも今に始まった事じゃない
きっと昔からそうなんだろう
どの世界にも金魚の糞があって
その糞を食べて生きてる生物も随分いる
それを地球の正しい生態系だと捉えたら一気に虚しくなる
そこに気付けないと何も喋れない
暴力を肯定する気はないけれど
どの世界でも金魚の糞が綺麗に見せられて
間違えて買った事にも気付かずに寿命を終える
真実はいつも残酷で美しいなんてもう言ってらんない
知ってる人達は今日も静かに警笛を鳴らし続けている
子供達だけが素直にそれを受け取っても意味が無い
そんな金魚の糞の詩
いやー、汚ねー、汚ねー
そう思う俺もなかなか踏み込め切れてないけどよ
ちくしょうめ