2020/胸の中で激情を飼う詩
何が厄介って、まずは呼吸が恐ろしく苦しい
ちょっと慣れたと思ったら、また新しい云々
それを繰り返して気が付いた事
「あぁ、そうか、お前は俺だ」
何が嬉しいって、それが自分の味方になってくれた時
コイツと一緒なら何処まででも行けそうだ
そう無邪気に思わせてくれる程
「それでようやくお前の名前が分かったよ」と
何が幸せって、それが胸一杯に広がって一体となれた時
最初からそうならいいのにな、とか愚痴りながら
そんな嫉妬を覚えるくらい
「それがどうやら勇気とやらの正体だ」と
やっと素直に悟れた