2020/強がりの詩
「自分を守る強がり」
まぁ、そうだ
一言で書いてしまえば
いや、でもそれも年代毎に違う
メンドクセー、メンドクセー
ピュアスキン
たっぷりミルク感しっとり肌のバスクリンに溺れてたい
「誰かを守る強がり」
あぁ、そうだ
一言で喋ってしまえば
そこにはいつも醜い敵がいらっしゃる
コロシテヤル、コロシテヤル
手も足も出さずに
それは目には見えない空気を操って
「全てを守る強がり」
ねぇ、どうなの?
いや、それは皆が知っている話
わざわざ表立って発表する事もない
声も技術も出さずに
それはある意味最強の無言の掟
そこを踏まえた笑顔は美しい
そこを乗り越えた微笑みは優しい
そこを通り過ぎた涙は気持ち良い
そこを歩き終わった顔は清々しい
そこを手玉に取った魂は強い
そこを練り込んだ形は勘違いされやすい
でもソレが好き
むしろソレだけが好き
そんな30代後半の強がり