2020/悪夢を見てるばかりの詩
それで草臥れた心が少しでも元気になれるならば誰にどう思われても言われても全く関係無い
妄想と空想と夢想が何に結び付くのかを知ってる人種だけで共有する形の無い形
その中身は孤独な自立心と自制心だけで成り立っている
そこに甘えや妥協や諦めは一切無い
あるのは勇ましさと温もりだけ
それで傷付いた心が少しでも回復するならば誰に否定されても罵られても勘違いされても気にしちゃいけない
マイペースと努力と自然が何をもたらしてくれるのか知ってる輩だけが感じ取れる悦び
その表面は人間の形をしてるだけっつー話
そこに大きな違いや変化や異なりは無い
あるのは社会的立場と一般常識だけ
それで死にかけている心が蘇るならば何とも天秤に掛けないで奪い獲りに行けばいい
覚悟と決断と行動だけが上と下と中間のバランスを取る唯一の生存方法
そこに結果と反省と明日が生まれるから次が少しだけ見える
そこで役割を終えて消えてしまうのがおそらく最初の夢っつーヤツなんだろう
それは恐ろしく悲しい
それは恐ろしく虚しい
それは恐ろしく淋しい
でも今後も何か食って生きなきゃならない義務があるなら仕方無い
そんな悪夢を見てるばかりの詩