2020/暗闇の詩
暗闇にはいつもこの世の全てが詰まっている
その聞こえが悪ければ暗闇じゃなくたっていい
それは地中でも、海の底でも、意識の果てでも
その表現は何でもいい
別に大した問題じゃない
暗闇にはいつもこの世の美しき善悪が終わりなく映し出されている
それが表面に現れた時だけ人々は好奇心&恐怖を剥き出しにする
それは天災だったり、災害だったり、疫病だったり、ウイルスだったり、芸術だったり、社会的価値だったり、人類至上稀な発見だったり
それは無情の必然らしい
特に気にしても仕方無いだろう
暗闇ではいつもこの世の幸せが微笑みを作ろうと努力しているらしい
それに何の意味があるのかはまだ考え中らしい
それは友情だったり、愛の告白だったり、気持ち良い其々の生き方の提案だったり、永遠の男女の矛盾だったりするらしい
それは感情的な願いらしい
その唯一の救いは太陽だけらしい
そんな在り来たりな暗闇の詩