2020/妄想殺人の詩
そんなんで生きていて恥ずかしくないの?
そんなんで呼吸していて地球に申し訳ないと思わないの?
そんなんで食べ物を食べて食材に悪いと思わないの?
そんなんで喋って誰かの迷惑になってると思えないの?
そんなんで笑って誰かが不愉快になってると思わないの?
そんなんで怒って誰かが気持ち悪くなってると思わないの?
そんなんで開き直ってどれだけ器が小さいの?
そんなんで落ち込んでどれだけ根性が無いの?
そんなんで迷って今まで何を勉強してきたの?
そんなんで悩んで今まで何を選んできたの?
そんなんで苦しんで今までどれだけ浅はかに楽してきたの?
そんなんで泣いて今までどれだけ真実に無関心だったの?
そんなんで御先祖様に顔向け出来るの?
そんなんで本当に神様が許してくれるとでも思ってるの?
そんなんで本当に幸せを知れるとでも思ってるの?
そんなんで本当に正しさの意味が分かると思ってるの?
そんなんで本当に優しさの価値が分かると思ってるの?
そんなんで本当に勇ましさの意義が紐解けると思ってるの?
とか、ついつい未だに自分に向けて書きたくなる夜もある
まだまだ青い、青い
そんな妄想殺人の詩