2020/無意識の詩
知らずの内に
何か大きな流れに飲み込まれている事は多々ある
そしてしばらく経って気付く
「あぁ、そうか、あれはそう言う事だったのか」と
どうやら世間はソレを「鈍い」と言うらしい
感じない内に
何か小さな流れに煩わしさを覚える事がある
そして早めに気付く
「あぁ、なるほど、また井の中の蛙の類いか」と
どうやら死神はそれをいつも笑って見てるらしい
考えない内に
何か中くらいな流れはいつも淀みなく進んでゆく
そして馬鹿らしくなる
「いや、それが一番大切なのは分かるけど」と
どうやら神様は相変わらずそこが中心なのが一番平和だと諦めているらしい
そんな無意識の中で生まれた具体的な無意識の詩