2020/Best Performance

人其々、ベストパフォーマンスは違う

誰かからしたらショボく

誰かからしたら輝き

誰かからしたら関係ない

｢ベストを尽くせ｣とはよー言うけれど

それがこの世に必要かと言うと

まぁ、残念ながら答えは風の中だろう

人其々、ベストパフォーマンスはガキの頃から

きっと気持ち良いイメージで

きっと素敵な展開で

きっと無敵を絵に描いた様で

｢勘違いだらけ｣とはよー聞くけれど

それで誰かが嬉しくなれていれば

まぁ、いいんじゃないのとも思う

人其々、ベストパフォーマンスは大変だ

それは自分との戦いで

それは恐ろしく面倒臭くて

でも生きてゆく限りは終らなくて

｢もう限界だ｣と感じてからがスタートだと

はい、知ってる、知ってる、無言

そこを越えなきゃこんな詩は書けん

何の手前？

何の為？

何の話？

何の確認？

何の布石？

何の敬意？

何のバリア？

何の戦術？

何のフォーメーション？

何の１手？

それは誰にも分からない

きっと自分でも完璧には理解していない

そんな Best Performance

仕方無く今でも大好き

それが生きる道

俺、僕、自分、私、オイラ、ワシ、あたい

誰か