Osone Yukinori-青と黒-

続・いつになったら俺の人生は終わってくれるんだろうか?

2020/とある幸せな嘘について

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今度は誰を幸せにする嘘を付こうか?

何が嘘で、何が本当とか、もうどうでもいい

ただ毎日が真っ白な最初になれば

それだけで生きてる意味も少し増えるだろう

今日は至って平穏だった

何事もなく誰かが無表情で働いていた

きっと年齢問題も多々あるのに

ただ淡々と、ただ静かに、何かを待つ様に

とある幸せな嘘を真面目に考えてしまった

誰かに「嘘つくなよ」と言われても

ずっと昔からピンと来なかった

なら本当の嘘をついてやろうじゃねぇか、と

それは円の中にある外側の部分

地球ほど大きくはなく、太陽ほど眩しくはない

お月様とは親友で、青空とはライバルで

雲とは犬猿の仲で、雨とは恋人で

雷とは師弟関係で、雪とは親戚で

風とは兄弟で、夜とは他人で、季節は後輩で

あぁ、そうそう、これは優しい嘘だ

今度は誰を不幸にする嘘を作ろうか?

何が邪魔でとか、何が必要でとか、そこらへん

ただ過去に真っ黒に染まっていれば

それだけで闇の力は計り知れないと伝わるだろ

明日も至って平和がいい

世界が動くニュースだけ忘れずに

きっと国際問題は重要なのに

どこか違うと感じるのは浮き世離れか、アホか

とある不幸な嘘を真剣に探してみた

誰かに「冗談でしょ?」と言われても

それを真に受けねばこっち側じゃ生きられない

白黒ハッキリさせるほど暴力的になってゆく

それは言葉の表面にあるギザギザな部分

荒野ほど広くはなく、荒波ほど怖くはない

お花とは仲良しで、芝生とは友達で

植木とは知り合いで、珈琲とは一体で

煙草とは自然で、お酒とはWinWinで

クルマとは理性で、バイクとは感情で

あぁ、そうだ、そうだ、これは激しい嘘だ

結局、何の話だったっけか?

優しい嘘?激しい嘘?幸せな嘘?

まぁ、どうでもいいか

嘘だと思うなら勝手にそう思えばいい

嘘だと感じるなら勝手にそう信じればいい

嘘だと疑うならば勝手にそう捉えればいい

それも個人の自由だろう、と