Osone Yukinori-青と黒-

続・いつになったら俺の人生は終わってくれるんだろうか?

2020/走馬灯

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その1発目は16歳の後半頃に突然襲ってきた

一気に細かい記憶がモノ凄いスピードで

全て過去に逆流する様な稀なFeeling

それを言葉で口にすると単純だった

「狂ってくるね」

ただ、それだけ

その証人は2人

お元気ですか?

今でも覚えてますか?

S君&Sちゃん

そこに至る経緯は複雑

丁寧に説明するのも超メンドクセー

それでまた何らかの誤解が生まれても

特に何か取り繕おうと思うこともない

俺は昔からそう言う人間だ

走馬灯

それが何を意味するのかは分からない

世の中的には「死ぬ間際の最たる不思議」とか

あるいは「何らかの段階へ達する覚醒儀式」とか

そこらへんだろうか?

まぁ、それもどうでもいい

善悪ゴチャゴチャ

その思い出したリアルが増えたことが

おそらくそのまま引き出しとやらの重要性を

如実に物語っているんだろう

それを現代に応用して

清く正しく美しく形で示すのは超大変だけど

少しは分かってくれただろうか?

浅はかな好奇心や向上心で

その程度で関わろうとしないでほしい都合

その2発目は24歳以降しょっちゅう訪れる

記憶の整理が疎かになると体壊して病気になる

幸せの中身は嬉しさも楽しさも喜びもない

あるのは取捨分別の精神だけ

それも今ならそう完全に言い切れる

「誰ですか?」

そう聞きたいだけ

それ以上は踏み込まない

それが本当のお互いの為っつーヤツだ

裏切るとか裏切らないの問題じゃない

それを超えてしまう素敵な何かが見つからない

そこに辿り着いた年齢は、今

孤独と心配、配慮と常識

それでまた何らかの壁や距離が生まれても

そこを守るのが大人の役割だと言い聞かす

俺は今でもそう言うタイプの男なんだろう

走馬灯

本当は魅力的な彩り豊かが変わらない理想

どうしたらそうなるかは分かってる

でも上手く行かない

それが「人生なんだ」と何度割り切っても

それが「真実の愛情の正体なんだ」と悟っても

それが「走馬灯の役割なんだ」と分かっても

何か違う

これはシンプルじゃない

もっと別の稀な感覚境地へ行きたい

それが現在の垢抜けない野暮ったい夢の1つ