Osone Yukinori-青と黒-

続・いつになったら俺の人生は終わってくれるんだろうか?

とある青い幸せの破壊力について

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その波及効果は絶大

まず体内の全てを完全破壊する

それまでの秘密の積み上げが無いとそこで死ぬ

逆だと息を吹き返す

大雑把に極端に書くとそんな感じ

その他はどうなろうが知らん

そう言い切れたら幸せ

その継続日数は其々

まず現実のニュースで薄まる

そこでそっちの流れに飲み込まれると終わる

逆だと呼吸が苦しくなる

そうして鋭さと厳しさと優しさの精度が勝手に増す

大切な事だけが未来で手招きをする

そう思い考えられたら幸せ

その最終結果は自由

いつからどうでもよくなったんだっけか?

別に逃げるツモリも戦う気もない

ただ走るのが気持ち良い

ただ歩くのが気持ち良い

ただ伸ばすのが気持ち良い

ただ飛ぶのが気持ち良い

ただ動くのが気持ち良い

ただ登るのが気持ち良い

ただ落ちるのが気持ち良い

ただ振り切るのが気持ち良い

ただ作るのが気持ち良い

ただ流れるのが気持ち良い

ただ留まるのが気持ち良い

ただ考えるのが気持ち良い

ただ感じるのが気持ち良い

ただ柔らかいのが気持ち良い

ただ激しいのが気持ち良い

ただ吸うのが気持ち良い

ただ解き放つのが気持ち良い

ただ溜め込むのが気持ち良い

ただ選ぶのが気持ち良い

ただ洗うのが気持ち良い

ただ磨くのが気持ち良い

ただ美しいのが気持ち良い

ただ穏やかなのが気持ち良い

ただ愉快なのが気持ち良い

ただ安らぐのが気持ち良い

ただ静かなのが気持ち良い

そうして膨らむ

際限無く大きくなって

また振り出しに戻って

その永遠のサイクルを黙って繰り返す

どれだけウンザリしようと

どれだけ嫌気が浮かぼうと

どれだけ怒気が育とうと

そんな自我とは一切関係無く

この青い地球が黒い宇宙空間の中で廻る速度にだけ忠実に従い

今日もソイツは何食わぬ顔してこの世を飄々と呼吸しながら生きているらしい

と、初めて神様が本当の嘘をついた

それが聞こえた

確かに聞こえた

でも「嘘はいけませんよ、神様」とは言えない

相変わらず全知全能に逆らう術はこの世にない、多分