Osone Yukinori-青と黒-

続・いつになったら俺の人生は終わってくれるんだろうか?

2020/記憶の詩

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相変わらず胸に渦巻く恐ろしい気持ち悪さ

さて、どうしたモンか?

コレとの上手な付き合い方は知ってる

もう1人の自分に押し付ければいい

で、数年後に受け取りに戻ればいい

でも、それも飽きた

記憶の詩

シッチャカメッチャカ

その中から1つずつ

丁寧に持ち上げて思い出す

「あぁ、あれは幸せな気持ちになれた」

「あぁ、あれは楽しかった」

「あぁ、あれは嬉しかった」

「あぁ、あれは悲しかった」

「あぁ、あれは淋しかった」

そんな感じで基本を見直すのだ

相変わらず荒ぶる魂は無言で怒り狂っている

はい、本当にスミマセン

分かっていてもどうしようもないんです

海の風をもらって宥めるしかないんです

夕方の砂浜を歩いて落ち着けるしかないんです

それでもダメな時

記憶の詩

グルグルグルグル

円の中から2つ、3つ

臆病事を放り投げて思い出す

「あぁ、あれは勇ましかった」

「あぁ、あれは情けなかった」

「あぁ、あれは逃げ口上だった」

「あぁ、あれは間違いだった」

「あぁ、あれは真実だった」

そんな自問自答の果てで現在を取り戻すのだ

相変わらずこの世の身体はドロップアウト寸前

はい、もう若さには勝てません

騙し騙し頑張るしか明日は無いんです

嘘みたいな奇跡は最初から信じません

深呼吸と溜め息を混同しながら

それすら忘れられたなら

記憶の詩

ギュンギュンギュンギュン

名もなき路上で加速の合図

心地好いスピードに乗ったら信じたくなる

「あぁ、これだよ、これ」

「あぁ、懐かしくて超気持ち良い」

「あぁ、ついつい我を忘れて叫びたくなる」

「あぁ、このまま死んでも構わないかも」

「あぁ、いやいや、それはイカン」

そんな独り言で過去と未来のバランスを保て