2021/とある青と黒の境界線について
それは何だったっけか?
ガキの頃の俺に聞いた方が早そうだ
だいぶ遠くなった
そろそろ見えなくなりそうだ
それも誤魔化せそうにない確かな真実
それは変な邪魔が入ると淀む
それは別の色が混ざろうとすると消える
それは最初から至って変わらない、青と黒
まだ誰かの馬鹿笑いが聴こえる
まだ誰かの薄汚い感情が浮遊してるのが見える
まだ誰かの甘ったれた表情が頭に浮かぶ
とある青と黒の境界線について
今更、それを知って何になるんだろうか?
稀有な美しさ&恐ろしく醜い妄想が起き上がる
「まだ何か用があるのかい?」
「いい加減に食い殺されてぇのか?」
そう言って僕を威嚇してるみたい
それは必要だったっけか?
どうしようもない事ばかりで途方に暮れるのに
だいぶ大人しくなった
そろそろ全てを食べてしまえそうだ
お腹を壊して寝込むの覚悟して
それを愛情深いオカズが彩る
まるで大好物と呼べる位の魅力で
さぁ、召し上がれと言わんばかりに
まだ誰かの皮肉が可哀想に思える
まだ誰かの強がりが面倒臭く感じる
まだ誰かの優しさが薄っぺらに見える
とある光と闇の境界線について
今更、そこの線引きをする価値はあるのか?
爽やかな辛さ&落ちぶれた幸せが目を覚ます
「もう死ぬまで終わらないのは分かったろう?」
「もう十分に付き合ったからいいんじゃない?」
そう告げて俺を殺そうとしてるみたい
JACK DANIEL'S製造工場
ウラジオストクにROUTE66
美味しいラーメン&ツーリング
エレキギター&ドラムの音
保育園の卒業アルバムの絵
これからの仕事&これまでの仕事
これからの人生&これまでの人生
これからの勉強&これまでの勉強
まぁ、そんなモンにしとくか?
そんな変わらん純粋を夢っつー文字にして
はい、とりあえず終わり
また、いつか