夜風青風
突然
一気に全てが馬鹿らしくなる
それも昔から
相変わらず自分の性格が面倒に感じる
そんな夜
いきなり
一気に全てが素晴らしく見える
それも昔から
相変わらず自分の感覚が愛しくなる時もある
そんな矛盾
夏の夜風は気持ち良い
昼間の太陽がギラギラすれば一層
視界の大半が暗いから落ち着く
それは孤独にも似て
徐々に
いつも何かが育ってる
それも昔から
相変わらず自分の直感が厄介に思える
そんな闇
どうしようもなく
育った何かを食べてしまいたくなる
それも昔から
相変わらず自分の食欲が怖くなる時がある
そんな循環
夏の青風はたまらない
真夜中のお月様だけがソレを見守る
匂いの全てが新しくて懐かしい
それは少年にも似て
夜風、青風
それだけが現在の救い
そう言ったら煙草に怒られた
夜風、青風
それだけが現在の隣り
そう伝えたら彼女は泣いた
夜風、青風
それだけが僅かな変化の兆し
そう感じたら地球が笑った
夜風、青風
それだけが現在の希望
そう決められたら、吉
夜風、青風
それだけが現在と過去と未来を繋ぐ
そう考えたら振り出しに戻る
夜風、青風
それだけが何かを忘れさせてくれる
そう間違ったら青空に殺される
夜風、青風
それだけが今後を占っている
さて、どうしようかなァ?と