Osone Yukinori-青と黒-

続・いつになったら俺の人生は終わってくれるんだろうか?

2021/ とある3月の82~83年生まれの男達の話

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杉原「3月だな」

立花「3月だね」

佐野「3月だよ」

大曽根「春だね」

杉原「は?」

大曽根「え?」

杉原「お前にいつ春が来たんだよ」

佐野「その春?」

立花「どの春?」

大曽根「いや、梅の花の匂いがヤバイなァ、と」

杉原「あ、なるほど、確かにアレはヤバイよな」

佐野「何の話?」

立花「匂いの話に行ったんじゃない?」

杉原「騙されてもいいよな」

大曽根「うん、永遠に騙されてたい」

佐野「また変態トークが」

立花「いや、たまには俺らも乗らない?」

佐野「バランスを崩してまで?」

立花「うん」

佐野「う~ん」

杉原「俺ら4人の中で1番の変態は?」

大曽根「そりゃ幸平さんでしょ」

立花「ある意味、それはタブー」

杉原「どうだ?佐野」

佐野「黙秘ノーコメントで」

大曽根「ポジション変わろうか?」

佐野「え?いいの?」

大曽根「うん、ずっと同じじゃ疲れるでしょ?」

立花「慣れの問題じゃん?」

杉原「俺はこのままここにいるぜ」

佐野「どっちのスルーパスが欲しい?」

杉原「それは悩むな」

大曽根「じゃ、間を取って俺は左サイドで立花君が司令塔っつーのは?」

立花「そうくる?」

佐野「ポジション別経験値向上月間?」

杉原「俺は動かないけど」

大曽根「柔軟性&客観性&時代性を養おう的な」

佐野「そこの具体的な武者修行方法は?」

大曽根「そりゃ年上の粋で偉大な先輩方から身銭切りながら身体で学ぶしかないか、と」

立花「下から学ぶことも多々あるよね」

杉原「ガキ共の話か?」

立花「そうそう」

佐野「うん、で、まとめると?」

大曽根「まとまらない様にまとめる」

杉原「矛盾してるな」

立花「矛盾も1つの要素っつー事?」

大曽根「はい、その通りです」

佐野「イイ感じじゃん。じゃ、俺はちょっと昔に戻らせてもらうわ」

大曽根「はい、どうぞ、お好きな様に」

杉原「やっぱりお前らGoodだな」

立花「ははは」

大曽根「自由と責任」

佐野「ファンタジスタ&リベロ

大曽根「逆転勝ちのシナリオ」

佐野「ロスタイムの攻撃」

大曽根「風前の灯火」

佐野「奇跡の一手」

大曽根「ポテンシャル爆発」

佐野「才能開花」

大曽根「勝ち負け度外視」

杉原「ちょっと止まれ、お前ら、俺を無視するな」

立花「ははは、寂しかったんだ」

杉原「ウォーミングアップは済んだか?」

大曽根「うん」

佐野「済んだ」

杉原「よし、行くか」

立花「行きましょうか」