2021/悪酔いの詩
悪酔いすると殺したい輩の汚い面が浮かぶ
何であんなに低能で醜くいんだろうか?と
それで生きていて恥ずかしくないのか、と
悪酔いすると部屋に悪魔が遊びにくる
お前の中に眠る狂気が大好きだと言いながら
俺は苦笑いで返すしかないっつーオチ
悪酔いすると色々とどうでもよくなる
この世の素晴らしい景色が一瞬で地獄に変わる
それが闇の正体だと言わんばかりに
悪酔いすると自分を傷付けたくなる
リストカットや首吊りとはイメージ違う
もっと大きな破壊の意識で頭が覆われる
悪酔いすると酒の味が分からなくなる
それが最低のアルコールの飲み方だと思い出す
お酒の神様にごめんなさいと謝る
悪酔いすると無性に運動がしたくなる
汗を流せば不純物&老廃物が消え去るから
その気持ち良さを忘れていないから
悪酔いすると色々なことを一気に思い出す
よくも、まぁ、これで今まで生きれたな、と
そしてまた静かに何事も無かった様に我に返る
そんな、どうしようもない悪酔いの詩